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PUの選び方

更新日:2023年9月8日

自分の楽器はいつでもより良くしたいと思うもの。

PUはその中でも、最も多く改造される部分ではないでしょうか。


今回はPUの交換について、1つの視点として参考になれば幸いです。


「今出ている音をもっとこういう風に変えたい」

と思う事は多いでしょう。


その時に「PUを交換してみよう!」

と思う方は多いでしょう。

でもでも。


まずは自分の楽器の状態をよく見てみませんか?


PUには良し悪しがありますが、よく僕がPUに不満を覚えるケースは

「楽器の個性に合わせてしっかりとセットアップしたのに出音が良くない」

というケースです。

つまりは楽器の個性やセットアップした方向性からイメージする音と実際の出音がかけ離れている場合です。


このPUは楽器が本来持っている性能や、キャラクターをしっかりと引き出せているのか?

この鳴りなら、こんなPUの方が合うんじゃないか?

自分の弾き方や音の出し方なら、こっちのPUにしてみようか?


などなど

PUが音を「作る」のではなく

「伝える」もの

という観点で僕は考える事が多いです。


要はPUを交換したくなったなら、まずは楽器のセットアップをしっかりとしてみましょう。という事です。


例を挙げれば。

コーナリングに強いミニ四駆にしたいのに、モーターだけ変えればOK。

という事にはならないでしょう。

ローラーの種類とか位置とか、車体の剛性とか、タイヤとか。

見るべきところは色々ありますよね。

まずはセットアップの方向性をしっかりしてからモーターを選びましょう。

という事です。



音はセットアップで変わります。本当です。

それからPUを交換して自分の理想の音に近づける。

という工程を経てみてはいかがでしょうか?

その方が違いも如実に表れます。


一番町ギターのPU交換は一箇所¥2,200です。

できれば交換と同時に、全体調整もして欲しいです。


こんな感じの音にしたい。 という全体調整のご要望は大歓迎です。

その要望の1つのオプションとしてPU交換がある。

という風に考えてみてはいかがでしょうか。


以上


※「鳴り」とは木材やパーツの振動のエネルギー的なものを言っているのではなく、抽象的な「音」のイメージとして説明しています。 詳しくは(詳しくはないですが)「鳴り」が良い!ってよく使ってます。すみません。 のブログページにて。






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